『不徳のギルド』(漫画:河添太一) 54話 狂花ハナバタ特化感想&妄想です。
ちょこっと先行している雑誌連載分を覗き見したら、とてもシリアス進行なわけで……。ここでは狂花ハナバタちゃんを愛でていきたい!笑
54話 増えて倍マシラ
バイマシラのネームド“マスラオウ”との対決となったキクル討伐隊。巨大化前のマスラオウですが、ハナバタの通常攻撃ではまったくダメージを与えることができず。
「フルで行くのらーーーっ!!!」
ハナバタちゃんが“狂花”発動。どちらにしろキクルの立てた作戦では、マスラオウにトドメを刺す役は“狂花”モードのハナバタちゃんだったようです。
逆に言えば、“狂花”ハナバタ以外の決定打がこちら側には存在しない状況。それほどマスラオウは規格外の強敵。
「あれぇ?」「せんぱいはぁ?」
「せんぱい どこぉ~?」
“狂花”状態になった矢先から、キクルを探し出すハナバタちゃんです。“狂花”で自分の想いをさらけ出すハナバタちゃんの目的は、「キクルに甘えて褒めてもらうこと」一択ですからねえ。
すでに指をちぱちぱしゃぶりながら、甘えん坊モードだ。“狂花”ハナバタちゃんで、一気にシリアスな雰囲気は吹っ飛びます。笑
「どぉして そんなコトするのっ!?」
「ハナ おこっちゃうよっ!?」
キクルがいないのはマスラオウにいじめられて逃げたためとノマに聞かされて“ぷんぷん”おこのハナバタちゃん。
でも、“狂花”ハナバタ状態なので、“青筋漫符”が四葉のクローバーみたいに可愛らしくなってるぞ。笑
「どぉして……」
「どぉして そんなひどいコトゆぅの…?」
マスラオウにアホみたいな喋り方だとバカにされ、さらに魅力を感じない「クソガキ」呼ばわりされてしまったハナバタちゃん。
繊細な乙女心が傷ついてしまい精神的にダメージ。
ハナバタのなかでは、キクルは自分のことを「一番好きだから絶対見捨てない」という認識です。
「プロポーズとおんなじだもんっ!!!」
マスラオウから隠れていたキクルも、ハナバタの言葉を聞いていたのですが、互いの認識に違いがあるようす。
勘違いされても仕方がない接し方を過去にいろいろしてましたけどね。
擬音が と**っかーーん!! と緊張感がまったく無いのですが、攻撃威力はものすごくマスラオウの腕に確実にダメージを与えました。
さすが“狂花”ハナバタちゃんだ。
「あっ」「せんぱいの声ぇ♡」
キクルが叫んだ声に嬉しそうに反応するハナバタちゃん。
「なんなの なんなのぉ!?」
「お空からサルがふってきたぁっ」
バイマシラの能力“倍化”を発動させたマスラオウ。ハナバタちゃんを手で叩き潰そうと上から攻撃。
通常のバイマシラが“倍化”で体格を2倍にするのに対し、マスラオウのそれは5倍の“猿魔羅闍”。体積は3乗倍なので125倍という恐ろしさです。
それを「あわわわわわぁっ」言いがならも受け止めてしまう“狂花”ハナバタちゃんも恐ろしい。笑
他のバイマシラと違って体格差ですでに抜き出ているマスラオウ。しかも“猿魔羅闍”という特殊能力によって5倍化。
一方、ハナバタちゃんは、最強戦士レベルのノーキンスの娘。そして“狂花”により常人がマナで補うレベルを遥かに超える強化。
ハナバタちゃんとマスラオウは、ある意味、似たものどうしですね。
「わわわわわぁっ」
ハナバタちゃんに“猿魔羅闍”マスラオウの張り手がヒットしました。
一般人なら確実に命を落としているんだろうなあ。
“狂花” マナ酔い 指ちゅぱ ハナおこ マジ泣き 張り飛ばされ
ぷち補足
マナ酔いしているハナバタちゃんは可愛いのですが、冷静に分析するといかに“狂花”状態のハナバタちゃんが規格外かわかりますね。
そして、それに対応することのできるキクルの実力も、かなりすごいということを改めて知らされた回でした。
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