次のパターン、ありますよねえ。
「いやあ、この漫画、面白いよなあ。このヒロインも可愛いし、エロピンチも最高だなあ。他の皆も絶賛かなあ。ちょっと調べてみるか~」
そして期待と裏腹に、高評価と低評価が半々だったり、自分が好みだった要素がボロクソに書かれて、それを理由に★1の評価だったり。(笑)
そんな状況にあうと、怒りがふつふつと湧いてきたり、悲しい気分になったりすることもあるかもしれません。自分が描いた作品でもないのに、まるで自分が悪く言われたみたいに……。
しかし、嫌な気分になって、オシマイというだけでもないのです。
人の好みなど千差万別。それこそ人の数だけ、趣味嗜好が異なります。同じリョナ好きでさえ、ソフト派とハード派ではゼッタイに分かち合えないラインがあるのですから。
だから、自分が好きな作品が、他人にとって嫌いなものであっても当たり前なのです。
とは言っても、好きなものを悪く言われっぱなしも気分が良くないですね。
そんなときは、逆にその★1評価を利用してあげましょう。
「自分の好きな漫画を毛嫌いしている人の意見なんか参考になるのか?」
嫌いだからこそ役にたつのです。
その人が★1評価をつけた作品は、確かにその人の趣味嗜好に合わなかったのかもしれません。ですが、逆に自分にとって面白い作品である可能性が高いのです。
例えば、私、南海るうが低評価をコメントしたと仮定して考えてみるとしましょう。(笑)
南海るう
★☆☆☆☆ 非常につまらなかった
確かに絵も上手いしヒロインも可愛い、他のサブヒロイン達も可愛い。でも全然エロ展開にならないし、主人公が良いやつすぎて、ハーレムになってるのが許せない。読んでいる時間がとても無駄だった!ほんと世の中ハーレム系作品だらけ!多すぎる!!
こんな評価を見つけた時、もし純愛ハーレム系が大好きなひとなら、この作品はその人にとって大変楽しめる内容だと推測するのは容易いでしょう。最後の一文が作品と無関係な個人の嘆きですが。(笑)
そして、この低評価人物が★1を他の作品にも付けていた場合、それは同じように自分にとって楽しめる作品かもしれないのです。
わざわざ書き込みをして★1をつけているのですから、他の作品の評価にも★1を見つけることができるかもしれません。彼にとって★1を付けるほど面白くなかった作品。
それは、自分にとって “探し求めていた趣味嗜好が組み込まれている作品” かもしれないのです。◯◯が気に食わなかったというコメントで、もしもその◯◯が自分が好きな要素だったら?
その人の★1評価が「あなたにとっては★5評価の作品ですよ」とわざわざ書き込みして教えてくれているようなものなのです!
ありがたくその感想を役立たせていただきましょう。「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と同じぐらい役立つかもしれませんね。(笑)