『ねこむすめ道草日記』1巻 ぷち感想・考察

いけ氏の『ねこむすめ道草日記』です。この記事を書いている時点で、すでに18巻ぐらい出ているかな。主人公は化け猫の黒菜。ヒトに化けているときは黒髪の可愛らしい女の子。

ほのぼのエロもあるんだよ

コミックの読み方楽しみ方は、ひとそれぞれ。あと、どこに視点を置くか、また複数の視点で見る楽しみもあるってもんです。

この『ねこむすめ道草日記』は読者のタイプが、はっきり別れているのが逆に面白い。誰もが読めるAmazonでの批評にもそれが表れています。あくまで読みたいのは「ほのぼの妖怪ばなし」で「エロな描写」すら絶対イヤという意見も多いんです。

私は勝手に彼らを「純情派」と読んでいます。それに比べ私を含む「リョナ派」は、まさに対局なポジション。エロ描写上等な派閥であります。(笑)

おそらく両極なので求めるものの差が大きい。それに比べればハーレム派VSアンチハーレム派の対立なんて、同じ鍋を箸で突きながら、和気あいあいと騒いでいるようなもんですわ。

なら肝心の作者本人はどうかというと、やはりそこはかとなくエロ表現を描きたい気持ちが現れているんですよね。

1巻のカバーによると、「ほのぼのとセクシーな妖怪たちの物語」。本当なら、エロスと描きたいところをセクシーで妥協したに違いない。

作者さんの自画像がねえ、河童なんですよ。で、作中にもレギュラーで河童が出てきます。これがエロガッパ。この時点で、自分はエロなキャラですよと主張しているわけです。

1巻の「あとがき」にも書いていますね、「むっつり助平な心を抑えつつも」と。はっきりと自ら潔く宣言しています。

しかし物語のほうでは、大人の事情で抑えなければならないというのもあるでしょうね。なにせ最大ファン層がエロなど邪魔な「ほのぼの」を求める純情派だった場合だと。

ならばこそ!作品のなかに抑えた作者のエロ魂をきちんと汲み出して、こちら側はこちら側で楽しんであげるべきだと思うのです。まあ、最初にも言いましたが、すべては捉え方、視点しだいでいくつもの楽しみ方を、個々人が堪能できれば良いのでしょう。

1話 妖桜で道草

ケガサレ 黒菜 ケガシ 池野(河童)

枯れ桜を見上げる黒菜。背後から黒菜をみつけた河童が迫ってきます。挨拶がてら黒菜に抱きつく河童

両手で黒菜の胸をふみゃっと掴みました。文字通りナイスなエロガッパの掴み。

枯れ桜の木霊と関係のある千明の住むアパートを覗く黒菜たち。電柱に登っていますが、黒菜のしたに位置しているのが河童。

木霊を元気づかせるために妙案があると語る河童ですが、その最中はずっと頭を上にいる黒菜の股に押し付けて、ぐりぐりしちゃっています。

化け狸を千明に化けさせようとするも、似ても似つかぬ姿。かわりに黒菜が化けろと、盗んできた千明のブルマを履くことを要求。ブルマは千明の気配と違うのがばれないように。

イヤがる黒菜と追いかけっこが始まります。

猫相手に素早い動きをする河童。エロパワーで加速力が増しているんだろうか?(笑)

ついに黒菜を捕まえます。はあはあと息を切らして、黒菜を抑え込んだ河童。服をおもいっきりたくし上げて左手は黒菜の生おっぱいをがっつり掴んでいます。絵的に完全にアウト。(笑)

乱れた黒菜のズボンから見えるスポーツショーツ

女の子の姿に化けた黒菜が履いている下着は、普通のパンティではなくスポーツショーツ。このあたりに作者いけ氏のエロセンスを感じる。

哀れな木霊を救うには黒菜に化けてもらうしかないと、涙流しながら訴える河童ですが、ハアハアと息を切らしているので、どうみても女の子を襲っている変態ガッパです。

諦めて要求を聞く気になった黒菜に、さっそくブルマを履かそうとする河童。ズルッっと黒菜のショーツを脱がそうとします。黒菜の姿勢が擬似後背位。そして再びドタバタ劇。

2話 猫の手貸して道草

子供にしっぽをぎゅっぎゅっと握られて、「あう」「あうあ…」「あっ…」と感じちゃう黒菜。

黒菜完全変化は黒髪おかっぱの女の子姿。しかし、化けるのはあまり得意じゃないため、油断するとすぐに耳としっぽが出てしまいます。

おばあちゃんが手伝いのお礼をすると言ったことに対し、魚がもらえると心が弾んでしまう黒菜。意識が乱れて耳としっぽが出るのを抑えますが、耐える姿がエロちっくです。

我慢できずに耳としっぽが出てしまう黒菜。「ニャッ!!」「ニャニャニャァァァ」と涙とヨダレを流しています。耐えきれず、「はあはあ」と疲れたようす。カクカクと足を震わせています。

ここも姿勢が四つん這いの擬似後背位。純粋な良い子が読んでいても気に止めることはないポーズ。(笑) 悪い子も得意げに語るのはゼッタイにやめましょう。ただの変態扱いにされて引かれます。

3話 雨に打たれて道草

ケガサレ 黒菜 ケガシ 垢舐め

たまり場のお堂のなかで元気のない黒菜。人間に傘をとられて凹んでいるようす。そして、なぜか下着姿。スポーツブラにスポーツショーツの上下。サービスシーンかな?

黒菜の傘は付喪神なので、勝手に戻ってきました。喜んでお堂から飛び出して傘を迎える黒菜。元気にジャンプしているのですが、上がはだけて下乳が見えています。絶妙なおっぱいサイズが素晴らしいです。

盗んだ人間に復讐するんだと、そいつが住むアパートへやってきますが、そこがいわゆる汚部屋。相手の大切なものを盗ってやるんだと、それを探すために掃除を開始しました。

自称天狗の化けガラスが呼んできた助っ人が、「垢舐め」と古雑巾の化け物「しろうねり」

「お姉ちゃんも綺麗にしてあげるよ」と垢舐めが黒菜をちゅぱっちゅぱっと舐め回しました。

「獣の臭いと汗の匂いが混じり合って」「すごく食欲がそそられるよ!!!」と仰向けになった黒菜にまたがって「はあ…はあ…」と興奮気味の垢舐め。

片方の手が指を組んで絡ませているのです。いわゆる恋人つなぎ的に。舐め回されてダウンの黒菜。

もうわかりますね。絵的に疑似正常位です。(笑)

さらに垢舐めの攻めは続きました。黒菜の足をチロチロと舐め続けます。

そそられる欲が食欲でよかった。

結局、部屋のなかには住人の大切なものは見つからず。河童だけは、ちゃっかり大量のエロ本をゲットです。部屋主は今夜のオカズに困り果てるはずだと得意げ。「料理の本か?」と河童に聞くピュアな黒菜ちゃんです。

4話 ヒミツの友達で道草

子供に捕まった自分を妄想する黒菜ちゃん。落とし穴に落とされて首輪と手枷足枷を付けられます。3人の子供が黒菜を囲んで触りまくる図。

子供たちが話していた罠は自分ではなく、虫取りの罠だったようです。先回りして様子を伺っていた黒菜。

麦わら帽子に白ワンピースという、夏の田舎の正統派美少女スタイルだ。つまみ食いしていたバナナには、酒が入っていたため、酔ってたおれてしまう黒菜。

耳としっぽが出てしまい、子供たちにバレてしまいました。結局、なんだかんだで子供たちとは友達に。

デビュー作『妖怪っぽい!』

ケガサレ 黒菜 ケガシ 教授 助手

巻末にはデビュー作が掲載されています。内容は本作のプロトタイプ。普通に黒菜たちの物語です。

出だしからスク水黒菜。人間たちとの関係向上のため、妖怪たちは映画を撮ることに。そこで画に映えのある華が必要ということで黒菜に白羽の矢が立ちました。

スクール水着に猫耳にしっぽ姿の黒菜。可愛らしいです。

そこへ妖怪探索を行っている教授と助手の小岩井君が表れます。発見した黒菜を怪しくおもい、目をつけたようす。

スク水をぬぐ黒菜を遠くから盗撮するふたり。

二人はお堂で眠り込んでいる黒菜に近づいて観察しようと思いました。相手が妖怪なだけに祟られるのを恐れてか、真っ裸にされてお経を適当に書かれる小岩井君。

教授は自分用にお経が書かれた全身タイツを着用。

全裸で黒菜に忍び寄る助手の姿が、ふつうにアウトです。(笑)

眠っている黒菜の胸元を見て、鼻血を出す小岩井。ほんのり谷間があるとはいえ、見た目、◯学生ぐらいの子供の格好の黒菜に、その反応はまずいぞ!(笑)

真実追求のため、パンツを下ろすんだという教授の命令。黒菜のスポーツショーツに手を掛け、脱がし始める小岩井。

黒菜が気づくのかなとおもったら、撮影を終えた河童たち他の妖怪や子供たちがやってきて、状況終了。

教授はお経が描かれた全身白タイツに黒菜が脱いだスク水を着た姿。助手は怪しげな文字が書かれた全裸の姿。

妖怪たちが見たのは、そんな格好の二人が眠っている黒菜のショーツを半脱ぎにさせている場面。

「化け物だー!!!」「変態だー!!!」妖怪たちに逆に化け物扱いされるなか、逃げる教授と助手でした。(笑)

このプロトタイプ作品のデビュー作は、第2回龍神賞【銅龍賞】を受賞だそうで。本編以上に、エロ表現を前面推ししているのがわかりますね。(笑)

ぷちまとめ

ちょこっとだけ触れるつもりが、結局長々と書くことになってしまいました。まあ、絵柄も雰囲気も好きなマンガだし、仕方がない。

黒菜:KGR★★ 河童のおっぱい掴み、垢舐めのベロチュウなど。
まあ、さすがに★2止まりでしょう。それ以上は絵的にアウトというか、ファンのなかの最大派閥が許してくれないでしょうし。

我々はそこはかとないエロスを探し出して楽しむのです。(笑)

ねこむすめ道草日記シリーズ作品 – 男性コミック(漫画) – DMM電子書籍